電子機器のためのRoHS分析

ヨーロッパでは電気機器や電子機器を廃棄する時に規制を受けることがあります。

それらの機器に使用されている物質によっては環境に大きな影響を与える恐れがあるからです。その規制のことをRoHS指令と言い、日本語にすると電気電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令になります。電子機器等を製造しているメーカーは有害物質が制限値以下になるように設計、製造する義務があります。そのためには利用する電子部品にどれぐらいに有害物質が使われているか把握する必要があります。

そのためにRoHS分析を行なって、それぞれの物質の含有量を確認します。規制対象は、当初6物質でしたが、現在では10物質まで拡大されています。RoHS分析はそれぞれの物質によって検出方法が違うため複数の分析放置が必要になります。また、検出には専門の知識が必要になるため自社で行うことは困難です。RoHS分析は、まずスクリーニングから始めます。大まかな有無を確認し、その結果によって物質ごとの定量分析を行います。

検出できない場合は含まれていないと判断されます。そのため、検出は規定された方法で、校正された検査機器を利用することが必須です。そして、もし検出された場合には、最大許容濃度以内に収まるように注意します。ただし、かなり厳しい制限のため、実質含まれている場合には使用できないことになります。最近ではRoHSに対応していることを公表している部品が多く流通しています。

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